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海外では不動の人気を誇る

海を越えて、広く海外文化にも認められた

ドラゴンボールという作品が海外で人気なのは周知の事実、ただアメリカを始めとした国々では原作ではなく、先にアニメが放送される形となった。放送地域も2003年頃においては何と42カ国で放送されるようになり、更にその後コミックも世界30カ国で翻訳されて発売されるようになる。さらにその人気が不動のものへと駆け上がるまでに時間を要する事もなく、連載と放送が終了し、日本でドラゴンボール改というデジタルリマスター版が放送されたこともあって、ドラゴンボールを知らない世代にも大いに知られることとなる。また、2011年の北米においては歴代で最も売れた日本のアニメ作品DVDとしてドラゴンボールZと言われるほどの熱狂振りだった。

ドラゴンボールという作品が特に人気を博していたのはアメリカで、関連作品の売上はアニメシリーズとしても歴代トップと謳われている。またフランスのカンヌで開催された国際テレビ見本市『MIPTV』において過去放送されたアニメ作品の中で最も強い影響力を放った作品として『ドラゴンボールGT』が挙げられており、またこの作品が世界中の番組から功績を残して影響を与えている作品が選ばれている。そんなドラゴンボールの海外人気をもう少し読み解いてみよう。

特にその人気を誇ったのは、アメリカとフランスだった

ドラゴンボールが海外で大変な人気を獲得したが、その中でも特に隆盛を極めたのが『アメリカ』と『フランス』だ。この二国ではドラゴンボールのアニメ放送が始まると同時に大ブレイクし、日本アニメとしては異例中の異例作品としてその名を両国国内に広めることに成功した。その後の人気振りにおいてどのような功績を挙げたのかというのを、簡単にまとめるとこのようになる。

海賊人気?ONE PIECE!

アメリカにおけるドラゴンボール人気

逆境をものともせず台頭した

単純にこれだけ見ればドラゴンボールはアメリカで登場してから高い人気を獲得していたように見えるが、初めてドラゴンボールがアメリカで放送された1995年当初、その頃はまだ日本アニメ作品に対する評価が気ほどにも見下されていた時期だったこともあり、爆発的な人気を得るまでに3年間の時間を要することになる。本格的に人気を得たのが1998年のカートゥーンネットワークというケーブルテレビの放送からだった。そこから局の歴代視聴記録をあっという間に塗り替えてしまうほどの大ヒット作として成長していった。

当時は暴力的な内容と揶揄していたテレビ局各社は金の卵を逃したと嘆いたことだろう。その後アメリカでゲーム開発を行える権利を獲得したことも影響の1つで、多数の人気ゲーム作品を輩出したことでますますアメリカでその存在感を確かなものとするに成功した。

不動の名作 DRAGON BALL!

フランスでのドラゴンボールブーム

放送直後から、認められた

アメリカでは放送開始時こそアンダーグラウンド的なものと見なされていたが、フランスでは1987年のアニメ放送開始時から速攻で人気を獲得した。フランスでの人気はその後も継続し、劇場版ドラゴンボールが放送された当初もロングラン上映が決まるなどの人気振りを見せつけ、僅か3週間程度で33万人を動員するなどの盛り上がりを見せていた。

アニメだけでなく、フランス語翻訳の原作コミックスについても累計2,00万部以上売り上げるなどアメリカ以上に芸術文化に高い観制を持っているフランス二作品の素晴らしさを認められたというのは非常に大きい。それもまた、ドラゴンボールがこの地で高く評価されていることへと繋がることも理解出来る。

他の国の動きとして

ではアメリカとフランス以外の国々ではどうだったかというと人気は概ね良好だった。ただ1つの問題としてあげるのは、作品の版権を巡って世界の各企業がなんとしても商品化しようとしている中で、平然と海賊版なるコピー商品を発売するなど、著作権的な面で大きな悩みを抱えることになる。その被害は特に中国を始めとするアジア圏で大きな被害を生み出すことになり、あまつさえタイではなんと20社以上が海賊版を売るなどしていたというのを考えると版権元を大きく悩ませるなど、事態の沈静化が目に見えない状態になる。

国によってはそれまでに類を見ない人気を獲得し、空前の大ヒット、また半世紀ぶりとも言われるように日本のアニメ作品としては至上類を見ないほどの作品として認められていった。

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